中国のホテルでのチップについて
海外ではチップを弾まないとひどいサービスを受けるよ?なんて話をよく聞きます。実際、ホテルなどの従業員は給与などは支払われず、チップが給与として生活している人もいるわけで、海外旅行の際には必ず気にしなくてはならない点のひとつです。
私も上海に行く前に色々と調べました。しかし、明確な回答が書いてなくて困りました。
チップは必要だ、という書き込みもあれば、中国ではチップは要らないよ、なんて書き込みも。なので私が体験した、チップを払った場合と払わなかった場合の結果を交えてお伝えします。
チップを渡した場合、渡さなかった場合
実験。上海のとある四つ星ホテルになりますが、ベッドメイクをしてもらう時間帯に外出することになり、ベッドメイクさんに私はチップを渡さずに、そして私の知人はチップを渡して外出することになりました。
少し外出したのち部屋に戻ってみると、、、私と知人のベッドに違いが!
チップの効果か?
私の部屋のベッドは特に手を抜いた感じはありませんが、綺麗にベッドメイクされています。
さて、チップを渡した知人のベッドはというと、なんとデザートと花が添えられていました。
最初、私はチップの分だけ個人的にサービスしてくれたんだなと思っていましたが、知人に詳しく聞いてみると、ベッドメイクさんはチップを自分のポケットに仕舞わずに、上司?に渡しに行ったそうです。
どうやらこのホテルは方針なのか、教育が徹底されているのか、受け取ったチップは個人としてではなくホテルとして受け取り、そのお返しとなるサービスをするようになっているようです。
いくらホテルの方針とはいえ、教育とはいえ、個人宛に渡したチップをルール通り対処したことに、ちょっと感心しました。
チップが必要かの結論
結論としては「中国ではチップは必要ない」というのが基本的な考え方で良さそうです。ただし、気持よくサービスを受けられたのであれば、5元~10元ほど渡しても良いと思います。要は中国のホテルでのチップは義務的なものではなく、任意(自分が渡しても良いと思ったとき)として考えれば良いと思います。
コメントを残す