中国の正月文化

旧正月って正月と何が違うの?

日本の正月といえば1月ですが、中国にも正月という文化があります。

気になるのは中国では正月とは言わず、一般的には旧正月と呼ばれているのですが、なぜ旧がつくのでしょうか?

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調べてみると、どうやら旧正月とはいわゆる太陽暦(旧暦)の一種での1月1日を指し、中国だけでなく日本を含むアジアでは現在のグレゴリオ歴(新暦)よりも大事にされているようです。

(日本でも沖縄などの一部の地域でお祝いされているようです)

中国にも正月(1/1や1/15など)はあるようですが、あまり重要視されていないようです。

中国の旧正月っていつなの?

私も調べる前はなんとなく2月上旬だと思っていましたが、驚いたことに旧正月は毎年異なるようです。

そもそも新暦と旧暦に日付の違いがあるのですから、旧暦にもとづいた計算とすると、毎年異なるのは納得できますね。

面白いことに検索エンジンで旧正月について調べると、「中国 旧正月」に続いて「2012」などと年度が追加表示されます。

ちなみに、2012年は1月23日、2013年は2月10日、2014年1月31日とバラバラです。

中国の旧正月は何連休?

日本では1/1~1/3が祝日扱いで、それに加えて企業などでは12/30あたりから1/5あたりまでの7連休程度の休暇となっていることが多いと思います。

中国ではどうかと調べてみると、2012年の旧正月は1月23日に対し、祝日は1月22日から1月28日の7連休です。通常の正月1/1~1/3も加えると、中国の今年の1月は祝日だらけになります。

中国の帰省ラッシュ

新聞にもよく掲載されていますが、中国の旧正月前後の鉄道利用者は31億5800万人にものぼるそうです。すべての人が旧正月での帰省ではないかもしれませんが、ケタ違いの大イベントです。

この時期に仕事などで中国に向かう方は、交通状況も考えながら行動しなければなりませんね。毎年この帰省ラッシュの時期が変わるので、結構忘れがちです。


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