中国の原発(原子力発電)

中国の原発事情

日本では大きな問題となった原発問題。これをきっかけに世界でも原発反対・撤廃の動きが加速しています。

ところで、お隣りの大国、中国の原発のはこれまであまり聞いたことがありません。

それもそのはずで、、、

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中国の原発を含む核に関する情報は「国家機密」という扱いであり、そもそもどこに原発があるだとか、原発の種類、数、生産している電力量など、一切を公開していないようです。

2009年の記事「中国が原発建設を急拡大」

中国では原発の情報については非公開だとしても、これからの予定・計画については発表しています。

2009年の年末には、中国は今後10年間の間、他国の原発の設置数の3倍程度の原子力発電所建設計画を持っていると取り上げられました。

実際のところ、直近では毎年10基程度のペースで原発が建設され、単純計算でも10年後には100基以上の原発が中国国内で管理される計画です。

ちなみに公式な発表ではありませんが、2011年3月時点では、中国は13基の原発を管理しているようです。

2011年の記事「中国が新規原発承認を暫定停止」

「3/16 中国政府は新規の原発建設計画の承認を暫定的に停止することを決定」

日本でも大きな、もはや「事件」ともなっている原発問題。「原発のリスクを軽視した結果が、放射能汚染を促進させた」と日本国民のみならず、世界的に認識された問題でした。

一方で良い結果ももたらしてして、世界的に原発の見直しが始まっています。

大国中国でもつい先日、3/16のことになりますが「中国が新規原発承認を暫定停止」という素晴らしい対応を見せました。

この日本での大きな「事件」がなければ、このような原発のリスクについて考える機会もなかったと思います。

中国国内では「原発推進」の動きも

経済成長が目覚しい中国では、急速な近代化の背景に、電力不足が懸念されています。

いままで暗かった街が明るくなり、10億人以上といわれている人々の生活レベルも上がり、電力が不足するのは火を見るより明らかです。

これまでの中国における電力政策は7割が火力発電でまかなって来ましたが、火力発電の元となる石炭は燃焼の利用効率の面や、大気汚染などの排気の面など、大きな弊害も抱えてしまっています。

そのうえ、急速な経済成長。急な対応策としてはやはり原発に頼らざるを得ない状況でもあり、政府も動くに動けない状態であります。

日本も中国も地震大国&原発大国

2008年、10万人近くと大きな犠牲者を生んだ四川省の大地震。マグニチュードも7.9と、中国は日本でもまれに見る大きな地震が発生するほどの、地震大国でもあります。

日本ほどではないのですが、震源地となりうる場所も多く、原発の建設地も十二分に検討しなければならない環境です。

しかし、一方で日本と同様に震源地に近い場所に原発建設計画があったりと、まだまだ見なおさなければならない計画が多々あるようです。

1976年にも河北省唐山でマグニチュード7.5の地震があり、20万人以上が犠牲となりました。

こんな危険な地域の付近でも原発が建設中だったりします。

もっとも、3つのプレートが合わさった日本の浜岡原発にはかないませんが。

原発に頼らない新エネルギーに期待したい

開発予算もケタ違い大きく取れる中国だからこそ、新たなエネルギーの開発に全力を注いでもらいたいですね。

特に最近話題になっている「新種の藻」が生み出すエネルギーや、バイオ燃料。発電で言えば改良された風力発電や、ダムを必要としない水力発電。

これは中国に関わらず、世界的に推進してもらいたい分野です。

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